ズートピア

初恋は「わんわん物語」のトランプだと思ってたけど記憶をたどったら正確にはロビンフッド(きつねの方)だった、というお嬢様方は映画館へゴー。
これは持論だが、ちょい悪で頭がキレるけどはにかんだ顔がかわいい男子というのは古よりモテる人の典型だと思うんですが、その法則は獣にも当てはまる、それを思い出させてくれる、それがズートピアという映画です。
ぜひぜひニック様にハート鷲掴みにされてください。
 
ここまで書いていると、私がニック廃なように見えるが、実はそうではない。ハマったのは妹です。でも認めよう、私も思った。なに、このキツネ・・・かっこいいそしてかわいい・・・♥
と。なにを隠そう、トランプとロビンフッド大好きでしたからね。小学校の頃はこの二人のファンだった。でも大人になったら虎徹さんのファンに進化した。書いていてこの成長してないっぷりに最も驚いているのは本人です。ひとり残らず絵じゃないか。ああ悲しくなってきました。
(ちなみに、私のイケメン・マッピングだとこの4人の中では虎徹さんのみ、ちょっと違うカテゴリーにいる。トランプ、ロビンフッド、ニック=スマートさが先に来る↔︎虎徹さん=スマートさが後に来る。…とうとう来ないこともある♡)
 
ところでズートピア鑑賞の感想は、キャラ萌え層と社会派層に分かれているみたい。でもとりあえずライトな気持ちで、ジュディかわいい、ニックかっこいい~♥目的でいいので見てみるのを、私はお勧めします。
それくらいの心持ちで行くとむしろ、単純な勧善懲悪ではない大人向けのストーリーと、でもやっぱりディズニーらしい、見た人を勇気付けるトーンに、かわいいだけじゃなかった!いい映画みた!って良い意味で裏切ってもらえるはずです。たぶん!

この映画で良いなと思ったのは、ジュディが一点の曇りもなく心の澄んだ、完全フィクションプリンセスではないところ。このような感想を持った人は結構多いのではないでしょうか。
彼女も無意識のうちに、差別の心を持っているわけですが、それに気づいて反省するところまでをひっくるめて、かなりリアルな人間らしいキャラクターだと思います。うさぎだけど。

たぶん、ズートピアという多様性に富んだ街で、今後差別の心が完全に消えることはないのだとおもう。ジュディという個人の中を含めて、です。刷り込まれた先入観を完全に消すのは、普通の人には難しい気がします。だけど、口に出してしまう前にそういった自分の「良くなさ」に気づけば、誰かを傷つけずに済むかもしれない。まずは言動に気をつけて、少しずつでも、偏見を持たないように、と意識していくのが大切ですね。

そして、ジュディの謝罪を受け容れるニックの姿勢も、私は好きです。
偏見を持たれる側になる可能性は誰にでもあるし、相手が真摯に謝ってきたら許すというのは、自分が気持ち良く生きてくためにも重要だなと思います。泣き寝入りする必要はないし、不当な扱いには抗議して当然ですが、人を許して罪を許さず、の精神でやっていきたいです。
こういったシーンの描写から、人への態度だけじゃなく、大抵のことって間違えても、失敗してもまたやり直せるんじゃない?というメッセージも勝手に受け取っておきました。

こんな重めのテーマも盛り込まれているくらいなので、確かに信じていれば夢が叶うみたいな、希望だけくれる映画ではないです。主題歌でも、そんなに積極的に願いが叶う補償をしてるわけでもないです。
だけど、「たとえ辛いときも信じていれば夢は叶うもの」と歌った大先輩を完全否定してもいない、と個人的には感じています。
やっぱり、絶対叶うと自分の実力と運を信じつつ、「できること全部やってみろよ」と分かりやすくダイレクトに、とるべき行動にまで言及してくれているのだと思います。情報過多なこのご時世、忙しい現代人にも、かわいくサクッと喝を入れてくれるのです。だから、まあとりあえず背筋を伸ばしたいなという人も、ぜひ見に行ってみてください☺︎

ちなみに私が最も好きなシーンは、ハムリーマンの行進(退社時)です。5時ぴったりに会社から出てくるということは、4時50分頃には仕事を切り上げていると思われます。うちの会社も、玄関でのピッを出退勤の打刻にすればいいと思います。


画像なしも寂しいのでうさぎさんつながりで。
4月ごろスタバに行ったら、イースターシーズンだからかバニーラテがでてきました♡
とってもかわいい!店員さんありがとう。
そういえば英語版ズートピアではバニーが連呼されてて、なんか、おもしろいです。

徒然うさ|ω・`)

他人様から見たらつまらないまいにちだけど書きたいから書くかんじのブログですヽ(^ω^)ノ 雑誌と服とタイバニがすき!

0コメント

  • 1000 / 1000