紙の本と、パステルなポルトガル

代官山の蔦屋書店で開催中の、「代官山BOOK DESIGN展」へ行ってきました。


いつもの小さなスペースでの展示ですが、たくさんの本が並んでいました。中には本というよりもはやタペストリー?なものもあったり。面白い装丁を一気に見られます。形や大きさ、素材の感触まで使ってコミュニケーションできるのは、やはり紙の本ならでは。展示物は手にとってOKなので、見て触って、かなりの時間居座ってしまいました。

特に好きだったのが、今城純さんの写真集「Pastel Wind」。
名前のとおり、パステルカラーの写真をたくさん収めた作品集です。ポルトガルを旅して撮ったものだそう。恥ずかしながらポルトガルと言えば、南蛮貿易みたいなイメージしかなく(何時代だよ)、勝手に赤!とか黒!とか激しいカラーを連想してたのですが、ふわっとしたトーンも似合う国だったんですね。
綺麗な写真を通して、新しいモノの見方を教えてくれる素敵な本です。

内容に加えて、ハードカバーの立派なつくりながら、サイズは割とコンパクトな装丁もよい。小さなスペースに優しい色合いのページが続くのを眺めていると、乙女気分が高まるとともに癒されました。画像検索で見ても素敵な写真なのは変わりませんが、実体のある紙だからこそ伝わる雰囲気ってやっぱりあるんですね。

冊数限定で販売されたものらしく、残念ながら購入はできませんでしたが、今城さんの他の作品とかネットで探そう。
(展示物の多くは、その場で購入できます。本屋さんですからね☺︎)

紙ものへの愛を再確認するとともに、知らなかった写真家に出会え、小規模ながら得るもののある企画展でした。ありがとうございましたヽ(^ω^)ノ

徒然うさ|ω・`)

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